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22日、株価続落、一部時価413兆円

2014年4月22日、東京株式市場は、前日末・終値より、日経平均株価、TOPIXともに「下げ」、一部の時価総額も低くなった。

TOPIXは、1162.50(前日末よりー8.90)。
一部の時価総額は、413兆5584億円(前日末よりー2兆8967億円)。
なお、東証一部の売買代金は、1兆4420億円。
(各指標は東証公表)

「引き続き、様子見気分が強くなっている影響(株安要因)が大きい」
株価の動きについて、市場関係者からはこういう意見が。
また、中国において商船三井の船舶が差し押さえられた事件の影響(チャイナリスク、株安要因)も、引き続き、影を落としているという意見も。
さらに「消費の崖」が発生しており、5月初めに発表される主な指標(4月の売り上げ)を見定めたいとの空気(様子見の原因のひとつ)も。

【消費の崖】
2012年末のアメリカ「財政の崖」になぞられて付けられた言葉。
2014年4月から消費税が5%から8%に引き上げられることにより、消費が大きく落ち込むと予想されていること。
(消費が崖から落ちるような状況に)
  
消費の崖は、「駆け込み需要の反動」と「買い控え」の2つが、同時に発生することが原因と見られている。
1、駆け込み需要の反動
価格の高い製品(たとえば自動車など)において、消費税3%引き上げの影響は大きく、消費者はその以前に購入しようとする(駆け込み需要)。そのため、消費税が引き上げられた4月以降に購入する必要がなくなっている。

2、買い控え
消費税が引き上げられたあと、消費総額を従来と同額に抑えるため、買い物を控えたり、より価格の低い商品に変更すること。
            
<参考・大納会・東証一部の時価総額>
・2013年…458兆4842億円
・2012年…296兆4429億円
・2011年…251兆3957億円
・2010年…305兆6930億円
・2009年…302兆7121億円
・2008年…278兆9888億億円
・2007年…475兆6290億円
(過去最高は1989年で、590兆9087億円)
(大納会…その年最後の取り引き日)


ニュースINDEX.2014年4月③
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『株価』

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