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イコモス、富岡製糸場は「記載」と評価

2013年4月26日、文化庁が、日本の世界遺産候補に対する「評価」が下ったと発表。

日本が世界遺産候補として推薦している『富岡製糸場と絹産業遺産群』に対する、イコモス(世界遺産委員会の諮問機関)が出した評価。
文化庁によると、『富岡製糸場と絹産業遺産群』について、イコモスは、世界遺産への「記載」が適当との評価。

この評価は、イコモスから世界遺産委員会へ「勧告」される。
(6月15日からドーハで開催される世界遺産委員会で、この勧告を受け、世界遺産への記載の可否が決定される)

<イコモスの評価>
以下の4つの評価に分かれる。
1、記載…世界遺産一覧表に記載すべきもの。
2、情報照会…追加情報の提出を求めた上で、次回以降に再審議。
3、記載延期…より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。
4、不記載…世界遺産の登録記載にふさわしくないもの。
(世界遺産委員会でも、同様の評価を行い、登録の可否を決定する)
(なお、委員会で不記載決議となった場合、例外的な場合を除き、再推薦は不可となる)

【富岡製糸場と絹産業遺産群・遺産推薦経緯】
2012年8月23日、世界遺産関係省庁連絡会議で「富岡製糸場と絹産業遺産群」を推薦物件とすることが決定。
2012年9月末、ユネスコ世界遺産センターに、推薦書(暫定版)を提出。
2013年1月31日、推薦書(正式版)をユネスコに提出。
2013年4月26日、イコモス(世界遺産委員会の諮問機関)が、世界遺産への「記載」が適当と評価。

ニュースINDEX.2014年4月③
★社会・国際
『世界遺産』

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