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W杯ブラジル大会、渡航者は注意を

2014年5月12日、外務省が、渡航情報「サッカーワールドカップ・ブラジル大会開催に伴う注意喚起」を発表。

6月12日からワールドカップが予定されているブラジルは、非常に高い頻度で一般犯罪が発生しているため、渡航・滞在予定の方に注意を呼びかけたもの。
また、これに関連し、情報サイト「ワールドカップ・ブラジル大会・総合案内サイト」を設置した。
http://wcup2014brazil.blogspot.com.br/

【渡航情報・W杯ブラジル大会開催に伴う注意喚起】
(外務省発表のものを、わかりやすくまとめたものです)

1、ブラジルは、世界的に見ても、非常に高い頻度で一般犯罪が発生しています。
麻薬に絡む組織的な犯罪、強盗、短時間誘拐、窃盗、スキミングの被害も多発。多くの犯罪で銃器が使用されています。
観光地の美しい場所でも、凶悪犯罪が多発しているため、油断は禁物です。
また、ファベーラと呼ばれる貧民街は、犯罪の発生率が特に高く、非常に危険です。

2、犯罪やデモの発生等の最新の治安情報を入手し、危険を回避することが大切です。
また、常に警戒・用心を怠らず、時間・場所・周囲の状況を考慮して行動する必要があります。
<外出時の注意>
・単独行動はしない。
・夜間の外出は控える。
・ひと気のない所は避ける。
・目立たない服装を心掛け,貴重品は最小限にして分散所持する。
・カメラやスマートフォンは極力人目に付かないよう心掛ける。
○タクシー
正規のタクシーを利用しての移動が、比較的安全です。
流しのタクシーやタクシー営業用の赤ナンバープレートを付けていない非正規タクシーは、犯罪に巻き込まれる可能性が高いので、絶対に利用しないでください。
タクシー乗車の際は、メーターが稼働している事を確認してください。タクシーメーターに料金が表示されていない場合は、速やかに運転手に指摘し、それでも稼働させない場合は、危ないので人通りが多い所で速やかに下車して下さい。
○地下鉄
混雑時のスリ、乗車口付近での発車間際のひったくりに、注意を。
駅の出入口付近は、強盗事件が頻繁に起こっているので十分な注意が必要です。
○徒歩
強盗、短時間誘拐、ひったくり等の犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、徒歩での移動は極力控えてください。
○バス
車内での強盗事件が多発しているので、利用は避けてください。

<宿泊>
ワールドカップ期間中はどの宿泊施設も大変混雑するので、宿泊先は出発前に必ず予約してください。
比較的高級なホテルでも、ホテル内レストラン、ロビー等でスリや置き引きの被害が発生しています。所持品からは目を離さないでください。

<被害に遭った場合の措置>
強盗や短時間誘拐に遭遇した場合、犯人はけん銃等を所持している可能性が高く、抵抗すると命に関わる恐れもあるため、絶対に抵抗してはいけません。
落ち着いて、ゆっくりとした動作で犯人の指示に従ってください。

現金・貴重品等の被害に遭った時には、所轄の文民警察(POLICIA CIVIL)に通報してください。
その際、調書作成後に盗難証明書(被害届の受理証)が発行されます。この証明書は、貴重品等に保険がかかっている場合に保険会社に対し請求を行う際や、トラベラーズチェックが盗まれたことを銀行に届け出る際等に必要となります。
また、万一に備え、海外旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。

ニュースINDEX.2014年5月③
★社会・国際
『ブラジル』

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