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バングラデシュとの協力関係、強化へ

2014年5月26日、安倍総理が、公賓として来日中のシェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相と首脳会談を行なった。

会談は、両国の関係強化、安全保障、経済、地域情勢について話し合われ、多くの課題で一致した。

【日本・バングラデシュ首脳会談(概要)】
(外務省発表のものをまとめたものです)

<二国間関係(全体)について>
・両国関係を発展させるため、「包括的パートナーシップ」を立ち上げることで一致。
・安倍総理が、「ベンガル湾産業成長地帯構想」を提案し、概ね4~5年間で、約6000億円の経済協力を行う用意があると発言。

<安全保障について>
・安全保障の分野における対話強化のため、外務次官級協議を立ち上げることで一致。
・原子力の安全・平和利用に関する、専門家対話を立ち上げることで一致。
・PKO及び平和構築の分野において、協力を更に強化していくことで一致。

<経済について>
・ハシナ首相から、日本からの直接投資を誘致したい。日本企業のための特別経済区を準備する旨の発言があった。
・民間経済関係の発展のため、官民合同経済対話を立ち上げることで一致。
・今度とも様々な分野において、国民レベルにおける交流を、更に促進していくことで一致。

<国際情勢について>
・安倍総理が、国際法に基づく地域安定の重要性について発言。
・ハシナ首相が、日本の「積極的平和主義」を支持すると発言。

【バングラデシュ人民共和国】
南アジアにある共和国。
(インドの東側)
国土面積は日本の約40%で、人口は1億5千万人強(2013年)。
国民の多くは、ベンガル人。
また、イスラム教徒が9割を占める。

1971年、パキスタンから独立。
独立後、長年にわたり、軍事政権が続いたが、1991年、憲法改正を行い、議院内閣制の民主主義国家に。
1991年から5年毎に総選挙が実施されている。

ニュースINDEX.2014年5月③
★政治・国際
『バングラデシュ』

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