生鮮除く物価、前年同月比+3.2%
2014年5月30日、総務省が、2014年4月の消費者物価指数(全国)を発表。
(消費者物価指数は、2010年の物価を100として、物価の動向を表したもの)
同省によると、4月の物価指数は、103.1。
前月より2.1%の上昇となった。
(前年同月比で3.4%の上昇)
また、生鮮食品を除く総合指数は、103.0
(前月比で+2.2%。前年同月比で+3.2%)
食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は、100.6
(前月比で+2.0%。前年同月比で+2.3%)
【消費者物価指数】
消費者物価指数は、消費者が物品を購入する段階での、物価の変動を表す指数。
総務省が調査し、月末に、前月の指数が発表される。
現在の指数は、2010年を基準にしたもの。
(2010年の物価を100として、物価の変動を表している)
(数値が100を超えていれば、2010年の物価より値上がりしていることになり、逆に100を下回っていれば、2010年の物価より値下がりしていることになる)
なお、インフレを見るための「物差し」としては、生鮮食料品の価格が天候によって大きく変わるため、「生鮮食品を除く指数」を使うことが多い。
特に、日本銀行が、金融緩和政策の指標に「生鮮食品を除く指数」を使うと説明したことから、最近のニュースでは、この数値を(消費者物価指数として)使うことが多くなった。
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