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１日、ロンドンでキャメロン首相と会談 ２０１４年５月１日、ヨーロッパを訪問中の安倍総理が、ロンドンでキャメロン・イギリス首相と首脳会談を行なった。 会談は経済、ウクライナ問題、安全保障などについて行なわれ、多くの課題で意見の一致をみた。 【日本・イギリス首脳会談（概要）】 （外務省発表をまとめたものです） ＜経済について＞ ・日本ＥＵ・ＥＰＡについて、２０１５年中に大筋合意を目指すことで一致。 ＜安全保障について＞ ・両国の安全保障面での協力を拡大するため、外務防衛閣僚会合の開催、ＡＣＳＡの締結交渉の開始、自衛隊とイギリス軍の共同訓練 の強化を目指すことで合意。 ＊ＡＣＳＡ…物品役務相互提供協定。軍隊の間で、物資や役務の相互利用を行うための協定。 ＜ウクライナについて＞ ・ウクライナ問題の解決に向けて、緊密に協力していくことで合意。 【参考・イギリス】 正式国名は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。 イギリス、英国は通称。 イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの４つの王国で構成される立憲君主制国家。 ユーラシア大陸西部の北西にある島国（ヨーロッパ）で、国土面積は、日本の約３分の２。 人口は、約６２００万人。 国連・安全保障理事会の常任理事国で、Ｇ７、Ｇ８のひとつ。 【参考・日本・ＥＵ経済連携協定（ＥＰＡ）】 ＥＰＡ（経済連携協定）は、物品の関税、制限的な通商規則、投資環境の整備や知的財産保護の強化など、通商上の障壁を取り除くための国際協定。 日本とＥＵは、２０１３年３月に行われた日本・ＥＵ首脳電話会談で、ＥＰＡ交渉を開始するが決定し、以降、２０１４年４月までに５回の交渉が行なわれている。 【参考・ＥＰＡ/ＦＴＡ】 ＦＴＡ（自由貿易協定）は、物品の関税、制限的な通商規則など、通商上の障壁を取り除くための国際協定。 ＥＰＡ（経済連携協定）は、ＦＴＡで行っている内容に「投資環境の整備」や「知的財産保護の強化」などの加えた協定。 ところが近年、ＦＴＡが知的財産等の保護などの分野も取り扱うようになり、ＥＰＡとＦＴＡは、内容が変わらない国際協定になった。 そのため、日本ではＦＴＡとＥＰＡを、同様のものとして取り扱っている。 なお、日本は、これまでにタイ、インドネシア、インド、シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、ブルネイ、ＡＳＥＡＮ、フィリピン、スイス、ベトナム、ペルーの１３ヵ国とＥＰＡ/ＦＴＡを締結済み。 |
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