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熊本・鳥インフルエンザ、終息宣言

2014年5月8日、同日開催された熊本県・鳥インフルエンザ防疫対策本部会議(本部長は熊本県知事)で、高病原性鳥インフルエンザの終息が宣言された。

鳥インフルエンザは、4月13日、多良木町の養鶏農場で発生。
熊本県は対策本部を設置、対策を講じてきた。
(当該養鶏農場の鶏の殺処分、焼埋却。移動制限区域の設定。主要道路に消毒ポイントを設置)

今回の終息宣言を受け、設置されていた消毒ポイント等は、順次撤去される。

<熊本県・鳥インフルエンザ・経緯>
4月12日、熊本県多良木町の養鶏農場(肉用鶏、約5万6千羽)で、死亡羽数増加の報告があり、簡易検査をおこなった。
簡易検査で陽性が確認され、翌13日、遺伝子検査でも陽性(H5亜型)が確認。

また、この飼養者が管理者となっている相良村の養鶏農場(肉用鶏、約5万6千羽)も、疑似患畜の発生農場と判定。
「特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、殺処分、焼埋却を始めた。
同時に、移動制限区域の設定、主要道路に消毒ポイント設置を行なった。

2014年5月8日、熊本県鳥インフルエンザ防疫対策本部会議において、終息が宣言された。

【鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす「鳥の病気」。
なお、家畜伝染病予防法でウイルスの型によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザ等に区別。

高病原性鳥インフルエンザに感染すると、その多くが死亡します。
一方、家きんが低病原性鳥インフルエンザに感染すると、症状が出ない場合もあれば、軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合も。
なお、鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなるため、食品中にウイルスがあっても、十分に加熱して食べれば感染の心配はない。
*参考…農林水産省発表「鳥インフルエンザとは」

ニュースINDEX.2014年5月①
★社会・国内
『鳥インフルエンザ』

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