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選管事務局長が白票を水増し、逮捕

2014年6月25日、高松地検が、公職選挙法違反容疑(投票増減の疑い)で、前の高松市選管事務局長(59)ら3人を逮捕した。

逮捕された3人は、2013年7月に行われた参議院議員通常選挙(参院選)の開票作業で、白票を約300票、水増しした疑い。

この事件は、2013年の参院選において、衛藤晟一候補(自民党比例区)の香川県高松市での得票が、0票であったことが起点。
香川県遺族連合会などが衛藤氏を支持しており、0票はありえないとして、支持者が高松地検に告発。
高松地検が捜査を行なう中で、今回のことが明らかとなった。

<事件の解説>
衛藤氏の得票0票はありえない話で、誰かが衛藤氏の票を隠したか、持ち去った可能性が高い。

集計の最終段階で投票数が合わないことから、当時の選挙管理委員会の幹部(今回、逮捕された3人)が、白票を水増しすることで、投票数を合わせたと考えられる。

民主主義を否定する行為だけに、徹底的な究明が求められる。

【2013参院選・高松市における得票疑惑】
2013年7月21日の参議院議員通常選挙において、衛藤晟一候補(自民党比例区)の香川県高松市での得票が0票だったこと。
(衛藤氏は全国で20万票余りを獲得、自民党10位で再選)

香川県遺族連合会などが衛藤氏を支持しており、0票はありえないとして、支持者が高松地検に告発。
(衛藤氏は、前回2007年の参院選では、高松市で432票を獲得している。総務省発表)

2014年6月25日、高松地検が、公職選挙法違反容疑(投票増減の疑い)で、前の高松市選管事務局長(59)ら3人を逮捕。
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