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柳井俊二裁判官の再選に祝意を表す

2014年6月12日、外務省が、国際海洋法裁判所(ITLOS)・柳井俊二裁判官の再選について、外務大臣談話を発表。

6月11日(現地時間)、ニューヨークで、ITLOS・裁判官選挙が行われ、柳井俊二裁判官が再選しました。
これに受けての外務大臣談話。

【外務大臣談話・柳井俊二裁判官の再選について】
1、現地時間11日、ニューヨークにて開催されている国連海洋法条約締約国会議において、ITLOS・裁判官選挙が行われ、我が国が候補として指名した柳井俊二裁判官が、アジア太平洋グループの候補者の中で最多の得票で再選されたことは、大変喜ばしいことです。

2、海洋に関する紛争の平和的解決と、海における「法の支配」の強化のためにITLOSが果たしている役割が益々増大している中で、我が国出身の柳井裁判官は、2005年の当選以降、ITLOSに重要な貢献を行ってきました。
     
とりわけ、2011年からは、ITLOS所長として、指導的な役割を果たしてきました。

今般、柳井裁判官が再選を果たしたことは、国際社会からの同裁判官への高い評価を示すものであります。

3、我が国としては、柳井裁判官の更なる活躍を期待するとともに、海における「法の支配」の推進に積極的に貢献するため、ITLOSの一層の発展に引き続き協力していく考えです。

<柳井俊二ITLOS裁判官略歴>
1937年生まれ。
東京大学法学部卒業後、外務省に入省。
条約局長、外務事務次官、駐米大使等を歴任。
     
2005年、ITLOS裁判官に選出される。
2014年に再選。
任期は2023年までの9年間。

<国際海洋法裁判所(ITLOS)>
国連海洋法条約に基づき、1996年、ドイツ・ハンブルクに設置。
締約国によって選挙される21名の裁判官で構成される。
     
現在の締約国は、165ヵ国と1地域(EU)。
ニュースINDEX.2014年6月②
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