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5月末・マネタリーベース、約226兆円

2014年6月3日、日本銀行が、「2014年5月のマネタリーベース」を発表。

マネタリーベース(5月の平均残高)は、224兆3719億円。
前年比45.6%の伸び。
(5月末時点でのマネタリーベースは、226兆6191億円)

日本銀行による金融緩和が継続しており、今後もマネタリーベースは順調に増加するものと見られる。
(日銀が年間約60~70兆円のペースで増加させている。2014年末には270兆円となる見込み)

なお、マネタリーベース(5月の平均残高)の内訳は、
・日本銀行券発行高…86兆1273億円。
・貨幣流通高…4兆6013億円。
・日銀当座預金…133兆6433億円。

【マネタリーベース】
中央銀行が供給する通貨のこと。
現金通貨(日本銀行券、補助貨幣)と日銀当座預金の合計。
ベースマネーやハイパワードマネーとも呼ばれる。

<日本のマネタリーベース推移>
・2007年12月…90兆7835億円
・2008年12月…92兆4351億円
・2009年12月…97兆2143億円
・2010年12月…104兆238億円
・2011年12月…118兆195億円
・2012年12月…131兆9837億円
・2013年12月…193兆4594億円
(日本銀行発表。12月の平均残高)

【参考・日銀の金融緩和策・2013年4月4日】
2013年4月4日の日本銀行・金融政策決定会合で決定した金融緩和策。
消費者物価・上昇率2%を目標に、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を、2年間で2倍に拡大する。
その結果、マネタリーベース(2012年末実績138兆円)は、2013年末に200兆円、2014年末には270兆円となる見込み。

実際に行われる手法は、
・マネタリーベースは、年間約60~70兆円のペースで増加するよう調節を行う。
・長期国債の保有残高は、年間約50兆円ずつ増加するよう買入れを行う。
・買入れた長期国債の平均残存期間は、7年程度とする。
・長期国債の総買入れ額は、毎月、7.5兆円程度。

ニュースINDEX.2014年6月①
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『日本銀行』

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