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フィリピンに行かれる方は注意を

2014年6月5日、外務省が、渡航情報「フィリピンのテロに関する注意喚起」を発表。

フィリピンでは、ゲリラによる襲撃が相次いでおり、これを受け、旅行者や滞在者に対し、気をつけるよう呼びかけた。

【渡航情報・フィリピンのテロ】
(外務省発表のものを、わかりやすくまとめたものです)

1、3月22日、フィリピン国軍とフィリピン国家警察が、フィリピン共産党(CPP)党首及び同党幹部を逮捕。
フィリピン当局は、その後もマニラ首都圏及びダバオ市等において、同党幹部を逮捕。
また、フィリピン共産党の武装組織である新人民軍(NPA)の拠点に対する治安作戦を行っています。

2、これを受け、NPAは報復として、ゲリラ活動を。
5月以降、NPAによるものとして、コンポステラバレー州にて住民39人を人質にする事件、同州でフィリピン天然環境資源省関係者5人を拉致した事件、東ネグロス州での国軍との交戦、コタバト州で警察署を襲撃した事件、サンボアンガ市郊外での警官射殺事件などが発生。

3、NPAの活動は、南部・東部ミンダナオ地方、ビコール地方、サマール州において特に活発ですが、フィリピン各地に拠点を有しています。
このため、フィリピン全土でNPAによる国軍・警察への攻撃、外国人を含む民間事業者に対する恐喝、襲撃、拉致が発生するおそれがあります。

4、旅行者や滞在者は、慎重な行動を取るようにしてください。
(1)日頃から現地治安情勢の収集に努める。
(2)外国人は裕福であると思われていることを念頭に、ターゲットにされないよう慎重な行動を心がける。
(3)行動予定等を不特定多数の人間に言ってまわったり、知られたりしないよう心がけ、不用意に身辺情報を流さない。
(4)毎日の行動がパターン化しないよう注意する。
(5)単独での行動は避け、外出する場合には、周囲に不審者、不審車両がいないか確認し、尾行や監視がないか常に注意する。

5、すでに、ミンダナオ地域の一部に対して「危険情報(渡航の延期をお勧めします)」が発出されています。

ニュースINDEX.2014年6月①
★社会・国際
『フィリピン』

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