プーチン大統領、西側首脳と会談
2014年6月6日(現地時間)、フランス・ノルマンディーで、ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典が開催された。
式典には、ロシアのプーチン大統領も、フランス・オランド大統領に招待され出席。
プーチン大統領は、式典前にオバマ・アメリカ大統領や、同じく招待されたウクライナのポロシェンコ次期大統領と会談を行なった。
フランスやロシアのメディアによると、プーチン大統領とポロシェンコ次期大統領の会談では、ウクライナ東部での戦闘停止について、協議を始めることで合意。
(フランス政府の話として報じた)
また、プーチン大統領とオバマ大統領の会談では、ウクライナ東部での戦闘停止が必要との認識で一致した。
なお、プーチン大統領は、前日(5日)、パリでキャメロン・イギリス首相や、オランド・フランス大統領と会談を行なっている。
<ニュースのポイント>
ウクライナ問題をめぐり、西側とロシアが対立する中、記念式典への招待という形で、オランド大統領がプーチン大統領との会談の席を設けた。
フランスが仲裁に乗り出した形だが、今後、どうなるかは不明。
(ウクライナが安定するかどうかは、今後の協議次第)
【ノルマンディー上陸作戦】
第二次世界大戦中の1944年6月6日に、連合軍が行なったフランス(当時はドイツ支配下)への上陸作戦。
この日、連合軍(アメリカ、イギリス、カナダ軍など)がイギリスからドーバー海峡を渡って、フランス北西のノルマンディーに上陸した。
上陸を果たしたことで、ヨーロッパ戦線の戦局が大きく変わり、連合国側の勝利が決定的となった。
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