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ガザ情勢悪化に、談話を発表

2014年7月25日、外務省が、ガザ情勢の悪化と我が国の支援について、外務報道官談話を発表。

17日のイスラエル軍の地上部隊のガザ地区に侵攻以来、多数の死傷者がでてていることに対しての談話。

【外務報道官談話・ガザ情勢について】
1、7月24日、ガザ住民の避難所となっている国連運営の学校において、多数の子どもを含む多くの死傷者が発生したことは大変遺憾です。
このような事態は繰り返されるべきではありません。
改めて全ての関係当事者に自制を求めます。

2、今般の事案を含むガザ情勢の悪化を受け、我が国は、イスラエルとガザ地区の武装勢力の衝突に伴い被害を受けたパレスチナ人に対する支援として、550万ドルの緊急無償資金協力を実施することとしました。
今後、国連パレスチナ難民救済事業機関、国連児童基金と協力しながら、食料、医薬品等を含む救援物資の供与、及び水、衛生等分野への支援を早急に実施する予定です。

3、我が国は、無辜の一般市民に痛ましい犠牲が出ないよう、全ての当事者に対し、過剰な力の行使を控え、早急に停戦するよう改めて強く求めます。
そして、我が国は引き続き、国際社会と連携しつつ、停戦合意に向けて尽力する考えです。

<イスラエルとガザ地区の状況>
6月以降、ガザ地区からイスラエル領内にロケット弾が散発的に発射されており、また、これに対し、イスラエル国防軍がガザ地区に空爆を行なっていた。
この事態を受け、エジプト政府が仲裁に乗り出したが、解決に至らなかった。

7月17日夜(日本時間18日)、イスラエル軍の地上部隊が、ガザ地区に侵攻。
以降、ガザ地区では、パレスチナ武装勢力とイスラエル軍との間で激しい戦闘が続いている。
これまでの死者は800名以上、負傷者は4600名以上。

ニュースINDEX.2014年7月③
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