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西馬音内の盆踊、始まる

2014年8月16日、日本三大盆踊りのひとつ、秋田県羽後町の「西馬音内の盆踊」が始まった。
(8月18日まで)
          
今年も10万人を超える人出で、賑う見込み。

【西馬音内の盆踊(にしもないのぼんおどり)】
毎年8月16日~18日、秋田県羽後町・西馬音内本町通りにおいて行われる盆踊り。
阿波踊り、郡上おどりとともに、日本三大盆踊り。
踊りとして、初めて国の重要無形民俗文化財に指定さえている。

編み笠や頭巾をかぶった踊り手が、優雅に、しなやかに踊る。
例年、期間の3日間で10万人の人出。
(19時~23時。踊りは19時30分から。18日だけは23時30分まで)
(雨天の場合、羽後町活性化センターおよび羽後町総合体育館に会場を変更して開催)

西馬音内盆踊りは、13世紀、蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)の境内で、豊年祈願として踊ったのが起源といわれています。
これに、1601年に西馬音内の城主・小野寺一族が滅び、その遺臣たちが旧盆に宝泉寺(西馬音内寺町)境内で行っていた「亡者踊り」と融合。
現在の踊りに。

また、踊りの会場は、江戸時代中期に、「本町通り」に移った。
(以降、現在まで)

西馬音内盆踊りの特徴は、衣装と踊り。
衣装は、藍染か、伝統的な「端縫い」の浴衣、あるいは、「ひこさ頭巾」。

端縫いは、四種、五種もの絹布(けんぶ)をはぎ合わせたもの。
帯もしぶ味好みのものが多く、結び方は御殿女中風。
この衣装に、編み笠を組み合わせる。
編み笠は、い草を材料にした、半月形よりも両端が張り出した形が特徴的なもの。

ひこさ頭巾は、黒い布で顔を隠した(黒い覆面)もので、西馬音内の盆踊が亡者踊りといわれるゆえんの一つ。
踊りは、しなやかな手振りと優雅な足さばきが特徴。
*参考…羽後町発表の「西馬音内の盆踊」

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