デング熱国内感染、原因は代々木公園
2014年8月28日、厚生労働省が、デング熱の国内感染症例について、第ニ報を発表。
27日に国内感染が確認された十代女性患者以外に、この女性の同級生2名(ともに海外渡航歴無し)もデング熱患者であることが確認された。
感染が確認された3名は、東京都内の同じ学校に通っており、検出されたウイルスの型も同じ。
3名の行動歴から、東京・代々木公園(渋谷門付近)で、蚊に刺されたことにより感染した可能性が高くなっている。
<デング熱>
蚊が媒介するウイルス性の熱性疾患。
アジア、中南米、アフリカ等、世界の広範な地域で流行している。
日本では、海外の流行地で感染し、帰国後に発症する例(輸入症例)が毎年200例前後。
国内感染は、この輸入症例の患者から、蚊を介して感染した可能性が高い。
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