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デング熱の国内感染、94名に

2014年9月10日、厚生労働省が、デング熱の国内感染症例について、第10報を発表。

新たに8名(最近の海外渡航歴なし)の感染が確認され、感染者数は94名となった。
感染したと考えられている場所は、代々木公園周辺(90名)、新宿中央公園(2名)、神宮外苑もしくは外濠公園(1名)、千葉県千葉市(1名)。

また、同日、蚊のデングウイルス保有調査の結果(第2報)も厚生労働省から発表された。
今回調査した都内の公園からは、ヒトスジシマカからデングウイルスは検出されなかった。
(10日現在、蚊からデングウイルスが確認されたのは、代々木公園のみ)
        
<デング熱>
蚊が媒介するウイルス性の熱性疾患。
アジア、中南米、アフリカ等、世界の広範な地域で流行している。
日本では、海外の流行地で感染し、帰国後に発症する例(輸入症例)が毎年200例前後。
国内感染は、この輸入症例の患者から、蚊を介して感染した可能性が高い。
感染すると、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られる。
(感染しても症状がでない場合もある)

ニュースINDEX.2014年9月②
★社会・国内
『感染症』
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