くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
スコットランド、独立反対が多数

2014年9月18日(現地時間)、スコットランドでイギリスからの独立を問う住民投票が行われ、即日開票の結果(日本時間9月19日)、独立反対が賛成を上回った。

スコットランドのイギリスからの独立を問う住民投票は、「独立に賛成」か「独立に反対」かの2択の投票。
開票の結果、独立賛成が161万7989票、反対が200万1926票。
これにより、スコットランドは独立せず、イギリスにとどまることとなった。
投票率は84.6%。

<スコットランドの独立問題>
スコットランドはグレートブリテン島の北部に位置するイギリスの一地域。
人口は525万人強(2012年)で、面積は北海道よりやや小さい(北海道の94%)。

1707年、連合法によりイングランド王国と一体になり、グレートブリテン王国に(併合)。
(これにより、スコットランド議会は閉鎖となる)

1999年、スコットランド法が改正(1998年)されたことにより、スコットランド議会が設置される。
2007年のスコットランド議会総選挙で、独立推進派のスコットランド国民党が第一党となる。
2011年の総選挙では、スコットランド国民党が過半数を獲得。
2014年、スコットランドの独立を問う住民投票を実施されることに。

2014年9月18日、スコットランドの独立を問う住民投票が実施され、独立反対が多数となり、スコットランドはイギリスにとどまることとなった。
なお、スコットランド国民党は、社会民主主義を基本とし(社会福祉の充実。北欧型の社会を目指している)、同時にスコットランド民族主義を掲げている。

ニュースINDEX.2014年9月④
★政治・国際
『イギリス』

Qnewニュース