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維新の党、スタート

2014年9月21日、東京都内のホテルで、「維新の党」が結党大会を開催、新党がスタートした。

維新の党は、「日本維新の会」と「結いの党」が合併し、誕生した新党。
国会議員は53名(衆議院議員42名、参議院議員11名)。
代表は、大阪市長の橋下徹氏と江田憲司議員(共同代表)。

「自治・分権」、「自立」、「民権」を基本理念とし、また、法と秩序に基いた現実的な外交・安全保障政策を展開し、改革勢力を結集を目指す。

基本政策は、
1、憲法改正による統治機構改革
2、規制改革の断行を柱とする成長戦略、「小さな行政機構」の実現
3、市場メカニズムを通じた「原発フェードアウト」と「自然エネルギー立国」
4、集団的自衛権の検討を含む「自衛権」行使の範囲の適正化と法整備、「ソフトパワー外交」の積極的展開
5、少子高齢化に対応できる持続可能で受益と負担を明確化した「社会保障制度改革」
6、教育行政に対する責任体制を明確にする「教育制度改革」
7、被災地主導の「震災復興」と国主導の「原発事故対応」を加速化

【日本維新の会】
2012年に結成された政党。
2014年に解党し、「次世代の党」と新生「日本維新の会」に分党。さらに新生「日本維新の会」は「結いの党」と合併し、「維新の党」になった。

<経緯>
2010年、当時、大阪府知事であった橋下徹氏と、橋下氏支持の府議(30名)で、地域政党「大阪維新の会」を結成。
2012年、大阪維新の会が、国政への進出を決め、政党名を「日本維新の会」に。
この日本維新の会に、自民党、民主党、みんなの党に所属していた国会議員7名が、離党し合流。
さらに、日本創新党、たちあがれ日本、太陽の党が解党して合流。
(太陽の党の石原慎太郎が、日本維新の会の代表に。それまで代表を務めてきた橋下氏は、代表代行に)

2012年12月に行われた総選挙では、54名が当選。
(衆議院では、自民党、民主党に次ぐ勢力に)
2013年、石原氏と橋本氏の2人が代表を務める、共同代表制に移行。
2013年の参院選では8名が当選した。

2014年に入ると、野党再編を推し進める橋下・共同代表らが、「結いの党」との政策協議を提案。
これに対し、石原・共同代表が「集団自衛権に関する考え方が違い過ぎる」として、結いの党との政策協議に反対。

2014年5月28日、石原・共同代表が、党を分党することを橋下・共同代表に提案。
橋下・共同代表もこれを了承。
日本維新の会は分党することになった。
(正式には5月29日の執行役員会で決定)

2014年7月31日、日本維新の会は、党を解党。
2014年8月1日、石原氏を中心とするグループ(22名)は「次世代の党」を、橋下氏を中心とするグループ(38名)は新生「日本維新の会」を正式に発足させた。
2014年9月21日、橋下氏を中心とする「日本維新の会」は、「結いの党」と合併し、新党「維新の党」を結党。
(手続き上は、日本維新の会を「維新の党」に名称変更、結いの党は解党)

ニュースINDEX.2014年9月⑤
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