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京都・桜開花予想3月21日

2015年、Qnewニュース・京都ソメイヨシノ開花予想は、平年より7日早い「3月21日」。
(1月13日現在の予想)

満開予想は、平年より4日早い「4月1日」。

京都は、昨年の秋から気温が平年より低いため、桜の休眠打破が1週間程度早くなっていると推測。
気象庁の3ヵ月予報から、1月の気温は平年並で推移。2月、3月は平年より0.5℃高いと推測した。

<参考・昨年秋以降の京都の気温>
2014年10月の平均気温…18.8℃(平年より1℃高い)
2014年11月の平均気温…13.1℃(平年より1℃低い)
2014年12月の平均気温…5.5℃(平年より1.5℃低い)

【桜開花予想計算式ー京都】
・京都の場合、開花までに必要な積算温度は、立春から約360℃(平均気温)。

・2015年は、昨年秋からの気温が低く、そのため、休眠打破が例年より1週間程度早くなっていると予測。

1月28日から2月3日までの積算温度は、33.7℃。
(1月28日から2月3日までの平年の平均気温の和)
<立春以降必要な積算温度>
360℃ー33.7℃=326.3℃…①

・気象庁の予報(3ヵ月予報)によれば、京都の2、3月ともに平年より高い予想。

・京都の平年の2月平均気温は、5.1℃。
2015年も平年より0.5℃高いとすると、立春以降の2月の積算温度は、
25日×5.6℃=140.0℃…②

<3月以降に必要な積算温度(①ー②)>
326.3℃ー140.0℃=186.3℃…③

・3月の平均気温を平年より0.5℃高いと推測。
8.4℃(京都の平年の平均気温)+0.5℃=8.9℃…④

<3月1日以降、開花に必要な日数(③÷④)>
186.3℃÷8.9℃=20.9
計算上の京都の桜開花日は、3月21日。

*これは、あくまで計算上の予想日で、今後の天候などに左右されます。
(気温の推移が変わってくれば、大きく開花日が変わってきます)
*満開は、開花の約1週間後。
(満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年も。天候に左右されます)
*京都でもっとも開花が早かったのは2002年の3月18日。もっとも遅かったのは1984年の4月9日。


【開花まで生理と開花予想】
<桜の開花>
1、桜の「花芽」は、前の年の夏に出来ます。
(花芽は「かが」と読みますが、農学部系や栽培系では「はなめ」と言っています)
(はなめと言ったほうが、わかりやすいという理由のようです)

2、秋になると、花芽は、短日・低温を受け、休眠に入ります。
(休眠…活動を止め、成長を停止すること)

3、花芽は、一定期間、低温にさらされると、この休眠から目覚めます。
(これを「休眠打破」という。1月から2月頃)

4、花芽は休眠から覚めたあと、気温が高くなると成長を始め、そして、開花します。

<桜の開花予想>
桜の花芽が休眠打破した日を割り出し、それ以降の気温を予測し、開花日を予想。
(開花まで、どれくらい掛かるかは、休眠打破したあと、積算温度や積算時間で計算します)
(積算温度…一日の平均気温の和)
(積算時間…一定温度以上の時間の和。ex、8℃以上の時間が計400時間など)

ニュースINDEX.2015年1月③
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『桜・京都』

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