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TPP協定交渉、大筋合意

2015年10月5日、TPP政府対策本部が、アメリカ・アトランタで開催されたTPP閣僚会合において、TPP協定交渉が大筋合意に至ったと発表。
     
TPP(環太平洋パートナーシップ)協定は、環太平洋地域の国々で交渉を進めている経済連携協定。

2006年に発効した環太平洋戦略的経済連携協定(TPSEP)を元に、さらに拡大・発展を目指している経済協定です。
日本は、2013年から交渉に参加していました。
       
■TPP:環太平洋パートナーシップ協定
環太平洋地域の国々で、交渉を進めている経済連携協定。
環太平洋パートナーシップ(Trans-Pacific Partnership)協定の略。
     
太平洋を取り囲む国々の間で、モノやサービス、投資などが出来るだけ自由に行き来できるよう、各国の貿易や投資の自由化やルール作りを進めるための国際条約。

<経緯>
2005年6月、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヵ国の間で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPSEP)が調印され、2006年5月に発効。
     
その後、4ヵ国で発行した環太平洋戦略的経済連携協定に、アメリカなどが参加表明し、2010年3月から拡大交渉会合が始まりました。
      
この拡大交渉で、TPSEPを進化・発展させ、調印を目指しているのが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)です。
       
2013年3月、安倍総理がTPP交渉への参加を表明し、日本は同年7月からTPP交渉会合に参加。
         
以降、日本、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシア、カナダ、メキシコの12ヵ国で、TPP交渉が行われました。
      
2015年10月5日、アメリカ・アトランタで開催されたTPP閣僚会合において、TPP協定交渉が大筋合意しました。

ニュースINDEX.2015年10月②
★政治・国際
『TPP』

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