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円高進む、1ドル119円台 2015年10月13日、東京外国為替市場で円高が進み、1ドル119円台での取引となった。 円高は、アメリカの「利上げ」が、当分行なわれないとの見方が強くなっている影響と見られている。 また、リスクオフ（リスクの高い資産を避け、相対的に安全と思われる資産に資金を移す）の状況となったことも、円高が進んだ原因と見られている。 ＊10月9日、ペルー・リマで開催されたＩＭＦＣ（国際通貨金融委員会）で、「一次産品価格の下落、難民問題などにより、世界経済見通しのリスクは増大した」と分析されたことが、リスクオフの流れになった一因との指摘も。 ＊リスクオフの状況になると、比較的に安全資産である「円」が買われ、円高になることが多い。 ＊9月17日のＦＲＢ・連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、アメリカのゼロ金利政策の維持が決まったが、その後、発表された経済指標（9月の雇用統計や貿易収支など）が弱く、利上げは来年3月以降との見方が強くなっている。 ＊原油安の流れになっていることも、ドル安（円高）の原因の一つと見られている。 |
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