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イラン核問題、採択の日を歓迎

2015年10月19日、外務省が、イランの核問題について、外務報道官談話を発表。
     
今年7月14日、ウィーンで最終合意(包括的共同作業計画を発表)したイランの核問題について、10月18日、「採択の日」を迎えた。
これを歓迎するとともに、包括的共同作業計画が着実に履行されることを支援するとした談話。
      
*採択の日…包括的共同作業計画・履行のために必要な準備を開始する日。イランは「履行の日」に追加議定書の暫定適用を行うことをIAEA(国際原子力機関)に通告し、アメリカとEUは、核関連の独自制裁を停止/終了するための準備を開始する日。
     
【外務報道官談話・イランの核問題について】
1、10月18日(日本時間)、イランの核問題に関する包括的共同作業計画が「採択の日」を迎えたことを歓迎します。
      
2、国際不拡散体制の強化と中東地域の安定のため、同計画の着実な履行は不可欠であり、日本としては、引き続き、国際社会と緊密に連携しながら、同計画の履行プロセスを支援していきます。
    
3、日本は、その一環として、同計画の着実な履行を支援するため、イラン側による一部の措置の履行が確認される「履行の日」以降、原子力安全などの分野において協力します。
また、日本が累次の安保理決議を履行するために講じている対イラン措置については、「履行の日」以降、調整を行っていきます。
         
*履行の日…IAEAが、イランによる一部の措置の履行を検認した日。IAEAの検認と同時に、アメリカは核関連制裁を停止し、EUは一部制裁を終了する。

ニュースINDEX.2015年10月④
★政治・国際
『イラン』

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