くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
ナイジェリア、テロに注意

2015年10月29日、外務省が、ナイジェリアでのテロの脅威について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
 
10月23日、国家保安庁(DSS)及びラゴス州政府は、外国人多住地域への襲撃を企図していたとして、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の構成員45人を逮捕しました。
     
10月2日には、首都アブジャ郊外の警察署及びバス停において、爆弾テロ事件が連続して発生。
少なくとも20人が死亡、40人以上が負傷しました。
同事件については、「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)西アフリカ州」との組織名で犯行声明が発出されましたが、同声明は「ボコ・ハラム」によるものとみられています。
       
また、今年7月から8月にかけて、ラゴス,エヌグ及びプラトーの各州で「ボコ・ハラム」の構成員が逮捕されており、同組織のこれまでの主な活動地域であった北東部3州(ヨベ州,ボルノ州及びアダマワ州)から、国内各地に拡散する動きが顕在化しています。
         
ナイジェリアについては、全土に危険情報レベル2以上が発出されています。
      
「レベル4:退避してください。渡航は止めてください」は、ナイジェリア北東部3州に。
「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」は、北部地域に。
これらの地域には、いかなる目的であれ渡航しないでください。
       
それ以外の地域は、「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。
やむを得ず渡航・滞在される場合は、テロ・誘拐などの犯罪に巻き込まれないよう、必要十分な安全対策を講じてください。

ニュースINDEX.2015年10月⑥
★社会・国際
『ナイジェリア』
Qnewニュース