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嵐山、東山、洛北、見頃を迎える

2015年11月16日、京都を代表する紅葉名所(嵐山、東山、洛北)の多くが、見頃を迎えた。

東山を代表する名所・永観堂(禅林寺)は、11月13日頃から見頃となった。
(昨年同様、赤く色づいた木と色づき始めの木が混在している状況)
   
洛北を代表する名所・圓光寺も、11月13日頃、見頃を迎えた。
(色づき始め木もありますが、早く色づいた木は落葉が進んでいます)
      
2015年の京都は11月に入り、周期的に雨となり、色づきの進んだ葉(黄色~赤色)の落葉が進んでいます。
さらに17日から19日にかけても、雨模様の天気となる見込みです。
(まとまった雨になると、落葉が一気に進む可能性もあります)
       
*見頃の時期は、気温や雨、風により変わってきます。最新の情報でご確認を。
*2015年は色づいた葉が雨により落葉しているため、木には青い葉や色づき始めの葉だけが残る状況。

<永観堂(禅林寺)>
もみじの「永観堂」と呼ばれ、京都を代表する紅葉名所・禅林寺。
京都市左京区永観堂町
浄土宗西山禅林寺派の総本山。

境内には約3千本のカエデが植えられ、特に放生池周辺のカエデが美しいことで有名。
紅葉の季節にはライトアップが行われ、昼間とは違った風情の紅葉が鑑賞できる。
・拝観時間…9時~16時
・拝観料…1000円(一般)
京都駅から地下鉄・烏丸線に乗車。烏丸御池駅で東西線に乗り換え、蹴上駅下車。徒歩15分。
または、京都駅からJR東海道線で山科駅に。山科駅で地下鉄・東西線に乗り換え、蹴上駅下車。徒歩15分。

<圓光寺>
洛北を代表する紅葉名所で、書院から見る「十牛の庭」が絶景。
京都市左京区一乗寺小谷町13
(叡山電鉄「一乗寺」下車、徒歩15分)
(9時~16時30分、大人500円など)

<2015年の紅葉経緯>
京都は10月12日から冷え込み、山間部や山裾では、紅葉のスイッチが入りました(色づきが始まりました)。
この冷え込みは10月16日まで続き、10月17日以降は気温の高い日が続きました。
10月25日と26日に、再び冷え込み、特に26日は京都市の中心部(気象庁の観測、中京区)でも最低気温8.4℃となりました。
この10月26日の冷え込みにより、ほぼすべての名所で、紅葉のスイッチが入ったと考えられます。
      
その後、11月4日まで京都(気象庁の観測、中京区)の最低気温は8℃前後で推移し、色づきが進みましたが、それ以降、気温高めが続き、色づきが非常にゆっくりとなりました。
11月8日頃から山間部で見頃を迎えるも、8日と9日が雨となり(両日ともに20ミリを超える雨量)、さらに10日には強風となり、落葉が進み、盛り過ぎとなった名所も。
さらに、11月14日にまとまった雨(30ミリ超)となり、落葉が進みました。
見頃前であった名所でも、落葉が進み、見頃のピークを迎えないまま、見頃終わり近くなった名所もでています。
(気温高めと雨のため、赤くなる前に散っている状況です)
    
*最初の冷え込みは10月12日~16日。もっとも冷え込んだのは10月16日の11.5℃(気象庁発表、観測地は中京区)
*2度目の冷え込みは10月25日、26日。特に26日は最低気温が8.4℃となりました(同)。
*山間部の最低気温は、気象庁発表の京都の気温より、3、4℃低くなります。

ニュースINDEX.2015年11月④
★観光・国内
『紅葉・京都』

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