くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
箱根山、噴火警戒レベル1に

2015年11月20日、気象庁が、箱根山(神奈川県)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。
 
箱根山は、今年4月末から火山性地震が増加し、5月3日には、大涌谷の蒸気井が14年ぶりに暴噴した。
これを受け、気象庁が噴火警戒レベルを1から2に引き上げた。
6月29日にはごく小規模な噴火があり、6月30日、噴火警戒レベルを3に引き上げた。
その後、6月29日以降は火山性微動が観測されていないことなどから、9月11日、噴火警戒レベルを2に引き下げた。
    
今回、9月11日以降も火山性地震の活動は低下傾向が継続し、今年4月以前の状態となっていることから、レベル1への引き下げとなった。
 
なお、大涌谷周辺の想定火口域では、緩やかな低下傾向はみられるものの、噴気活動が活発なところがあります。
大涌谷周辺の想定火口域では、噴気や火山ガスに引き続き注意を。
   
<参考:噴火警戒レベル>
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。

レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。

レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。

レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。

レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制等。

ニュースINDEX.2015年11月⑤
★気象・国内
『火山』

Qnewニュース