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航行の自由作戦、日常の行動として

2015年11月19日、フィリピン・マニラを訪問中の安倍総理が、同地でオバマ・アメリカ大統領と首脳会談を行なった。
      
外務省によると、会談は安全保障、TPP、中国問題、南シナ海問題などについて話し合った。
      
【日本・アメリカ首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<安全保障>
・安倍総理が、平和と繁栄のためのネットワークを、アジア太平洋地域において、共に作っていきたいと発言。
・これに対し、オバマ大統領が平和安全法制の成立は歴史的業績であり、ネットワークを作っていくとの考えに支持を表明。
・安倍総理が、普天間移設は「辺野古」が唯一の解決策であり、断固たる決意で進めると発言。
・これに対し、オバマ大統領が普天間移設の努力について謝意を表明。沖縄の負担軽減のための努力に、協力していくと応じた。
        
<TPP>
・オバマ大統領がTPPの大筋合意に対し、安倍総理のリーダーシップに感謝を表明。
・安倍総理がTPPの早期署名・発効に向けて、連携を強めたいと応じた。
        
<中国問題>
・安倍総理が、中国の東シナ海での中国公船による領海侵入と一方的資源開発が継続するとともに、中国海軍艦艇が尖閣諸島周辺海域に接近する事案も発生しており、エスカレーションを懸念していると発言。
・オバマ大統領が、中国のサイバー問題について、商業関係でのサイバー窃取を行わないことで合意したが、実施が重要であると発言。
       
<南シナ海>
・安倍総理が、南シナ海におけるアメリカの「航行の自由」作戦に支持を表明。南シナ海における自衛隊の活動については、情勢が日本の安全保障に与える影響を注視しつつ、検討を行うとの従来の立場を説明。
・これに対し、オバマ大統領が「航行の自由」作戦については、日常の行動として、実施していくと発言。

ニュースINDEX.2015年11月⑤
★政治・国際
『アメリカ』

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