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10回目の東アジア首脳会議、行われる

2015年11月22日、マレーシア・クアラルンプールで、第10回東アジア首脳会議(EAS)が開催された。
(日本からは安倍総理が出席)
      
外務省によると、会議はテロ対策、海洋における協力、南シナ海問題、北朝鮮問題、気候変動などについて議論が行われ、EAS10周年記念クアラルンプール宣言、海洋協力推進に関するEAS声明、穏健主義のグローバル運動に関するEAS宣言、暴力的過激主義に対抗するEAS声明、情報通信技術問題についてのEAS声明、地域保健安全保障に関するEAS声明が採択された。
      
【東アジア首脳会議(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
・多くの首脳が、テロ・過激主義対策の重要性や各国の連携の必要性を強調。
・ほとんど全ての首脳が、EASの機構強化や政治・安全保障問題の扱い拡大に賛意。
・多くの首脳が、海洋協力の重要性を強調。
      
・ほぼ全ての首脳が南シナ海問題に言及。航行・上空飛行の自由、国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性を指摘。
・複数の首脳が、南シナ海における埋立て、拠点構築、軍事化への反対を示した。
        
・複数の首脳が、北朝鮮の核問題について、国連安保理決議の遵守、六者会合の早期再開の必要性を指摘。
・多くの首脳が、COP21の重要性を呼びかけた。
         
*東アジア首脳会議(EAS)…東アジア地域、国際社会の重要な問題について対話を行うとともに、協力関係を進展させる目的で2005年に発足。現在の参加国は18ヵ国(ASEAN10ヵ国、日本、中国、韓国、豪州、ニュージーランド、インド、米国、ロシア)

ニュースINDEX.2015年11月⑤
★政治・国際
『東アジア首脳会議』
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