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12月のFOMC、政策金利を引き上げ

2015年12月16日(現地時間)、FRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利を「0.25%~0.5%」に引き上げることを決めた。

アメリカは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を解除した。
なお、委員会終了後の声明では、アメリカの経済活動について、「穏やかなペースで拡大している」とした。
次回のFOMCは、2016年1月26日、27日に開催される。

【FOMC声明・概要(2015年12月16日)】
<現状について>
・経済活動は、穏やかなペースで拡大している。
・家計支出や設備投資は、数ヶ月間、順調に増加し、住宅部門もさらに改善したが、輸出が軟調である。
・労働市場は改善している。
・インフレ率は、エネルギー価格と非エネルギー輸入価格の下落を反映して、低い状態が続いている。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・委員会は、労働市場の状況はかなり改善されていて、インフレ率についても中期的には2%に上昇すると判断。政策金利を0.25%~0.5%(目標レンジ)に引き上げることを決定した。

ニュースINDEX.2015年12月④
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