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年末の風物詩・羽子板市、始まる

2015年12月17日、東京・台東区の浅草寺境内で、年末の風物詩「羽子板市」が始まった。
(19日まで)
    
販売されている羽子板は「押絵羽子板」と呼ばれるもので、厄払い、魔除けの縁起物となっている。
      
【羽子板市(浅草寺)】
毎年12月17日から19日に、東京・台東区の浅草寺境内で開かれる「羽子板」の市。
年末の風物詩となっており、多くの人で賑わいます。
販売されている羽子板は、有名人物、人気タレント、スポーツ選手が描かれている「押絵羽子板」と呼ばれるものです。

*羽子板市は、浅草寺以外でも行われていますが、もっとも有名で年末の風物詩となっているのが、浅草寺で行われている羽子板市です。
(羽子板市の代名詞となっています)

<羽子板>
長方形で柄のある板。
羽根突きに用いる遊具の羽子板と、飾り羽子板に分かれる。

室町時代に、羽根突きの遊具として用いられていた羽子板が、「邪気を跳ね返す板」として、厄払い、魔除けの縁起物となり、女の子に贈る風習が出来ました。
(羽子板でつく「おい羽根」が、害虫を食べる「トンボ」に似ているため、悪い虫がつかないといわれ、縁起物に)

江戸時代中期になると、現在、羽子板市で売られている押絵羽子板が作られ、江戸末期からは歌舞伎の役者絵が画題となり、現在では、有名タレントやその年に活躍された人物も画題となっています。

<日時>
毎年12月17日~19日。
(9時頃~21時頃まで)

<場所・行き方>
浅草寺境内(東京・台東区浅草)
・東武伊勢崎線「浅草駅」下車、徒歩5分
・東京メトロ銀座線「浅草駅」下車、徒歩5分
・つくばエクスプレス「浅草駅」下車、徒歩5分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅下車」、徒歩7分

*参考…浅草寺「羽子板の市」、東京都「羽子板市」

ニュースINDEX.2015年12月④
★風物詩・国内
『東京』

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