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21日はバリ島「ニュピ祭」。ご注意を

2015年3月3日、外務省が、3月21日のインドネシア・バリ島「ニュピ祭」に注意するよう、渡航情報(スポット情報)を発表した。

2015年の3月21日は、インドネシア・バリ島で使われている「サカ暦」の新年・ニュピ祭(お正月)に当たります。
この日は、バリ・ヒンドゥー教徒の精神修養の日で、何もせず静かに瞑想などして過ごす「神聖な1日」です。
火や電灯が一切使われないほか、飲食店や商店などの営業が禁止され、外国人も含め様々な制約が生じます。
同地への渡航・滞在を予定されている方、既に滞在中の方は、注意を。

*バリ・ヒンドゥー教は、バリ土着の信仰とインド仏教やヒンドゥー教が習合した信仰体系であり、バリに住む90%以上の人々が教徒です。

【渡航情報(スポット情報)・バリ島「ニュピ祭」について】
・2015年の3月21日は、インドネシア・バリ島の「ニュピ祭」に当たります。
ニュピ祭とは、断食と瞑想に専念するバリ・ヒンドゥー教徒の精神修養の日のことで、当日、バリ島では火や電灯が一切使われないほか、飲食店や商店などの営業が禁止され、外国人も含め様々な制約が生じます。

・バリ州政府は、このニュピ祭が円滑に実施されるよう、外国人に対しても理解を求めるとともに、以下の内容の通達を発出しました。
1、3月21日の午前6時(実際には21日午前0時頃)から翌22日の午前6時までの24時間、外出、移動、車両の使用、火と電灯の使用、及び娯楽など静粛を妨げる行為は禁止する。
2、バリ島のングラ・ライ国際空港においては、国内線・国際線ともにトランジット便及び緊急着陸便を除き、全ての離発着を禁止する。
3、バリ島に出入する船舶に対するすべての海運サービスの提供を禁止し、海港を閉鎖する。

・3月21日前後にバリ島への渡航・滞在を予定されている方は、ニュピ祭の行動制限が外国人を含むバリ島内のすべての人々に適用され、警察、医療機関、消防等の治安及び人命にかかわる特別かつ緊急を要する活動を除き、島内での屋外行動が禁止されます。
また、ニュピ祭当日はホテル等の宿泊施設から外出ができないことになります。
現地事情を理解するとともに、現地滞在に際して十分注意してください。

ニュースINDEX.2015年3月①
★社会・国際
『インドネシア』

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