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G7外相会合、行われる

2015年4月16日、外務省が、14日と15日、ドイツ・リューベックにおいて開催された「G7外相会合」の概要を発表。

G7外相会合には、日本から岸田外務大臣が出席、地域情勢や地球規模の課題について話し合った。
2日間の会合終了後、G7外相会合コミュニケ、海洋安全保障に関するG7外相宣言、アフリカにおける将来の危機の予防と安全増進を支援するためのG7アジェンダ、不拡散及び軍縮に関するG7ステートメントが発出された。

【G7外相会合(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<地域情勢について>
・北朝鮮の核・ミサイル開発を強く非難し、拉致問題を含む人権侵害を深刻に懸念することで一致。

・イランについて、3月末に達成された「包括的共同作業計画の主要な要素」を歓迎し、最終合意に向けた努力を支援していくことで一致した。また、イランが地域の安定や人権問題でも責任ある行動をとるよう求めていくことを確認した。

・ISILによって行われている無差別の攻撃、残虐行為、殺害、人権侵害を強く非難することで一致した。

・ウクライナ問題について、ミンスク合意の履行の重要性と、国際法とウクライナの主権、領土の一体性、独立を尊重した外交的解決によってのみ紛争が解決されるとの認識で一致した。また、ウクライナの国内改革を後押ししていくことで一致した。

<地球規模の課題について>
・テロ事件を強く非難し、暴力的過激主義と連帯して闘うことで一致。また、連携してテロ対策を強化していくことでも一致した。

・国際法に従って、紛争を平和的に解決すべきという考えで一致した。

・エボラ出血熱について、終息に向けての支援・連携、感染症対策の必要性を確認した。

・本年12月に行われるCOP21に向け、新たな枠組みが採択できるよう連携していくことを確認した。

ニュースINDEX.2015年4月④
★政治・国際
『G7』

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