くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
今後も同程度の噴火、可能性あり

2015年5月30日、火山噴火予知連絡会・拡大幹事会で、口永良部島の火山活動について検討が行われ、幹事会としての見解を発表した。

見解では、5月29日に発生した爆発的噴火は、火山灰の中に新しいマグマと考えられる溶岩片が含まれていたことから、「マグマ水蒸気噴火」とした。
また、今後も同程度の噴火の可能性があるとした。

【口永良部島・新岳噴火(2015年5月29日)】
2015年5月29日9時59分、口永良部島・新岳で爆発的噴火が発生。
この噴火に伴い、火砕流が発生し、海岸まで達した。

同日10時7分、噴火警報(避難)が発表され、噴火警戒レベル3からレベル5に引上げられた。
噴火は、爆発的噴火のあとも続いていたが、翌30日の10時50分、停止した模様。

爆発的噴火時、島には137名(島民118名、旅行者等19名)が滞在していたが、その日の内に全員、島から避難した。
なお、1名が前額部部分熱傷を負った(自力歩行可能)。

ニュースINDEX.2015年5月⑥
★気象・国内
『火山』
Qnewニュース