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インド、熱波に注意を

2015年5月28日、外務省が、インドの熱波に関する渡航情報(スポット情報)を発表。

インド国内の多くの地域が酷暑期に入り、5月中旬以降、多くの州で厳しい熱波に見舞われており、5月28日までに、熱中症により1400名以上の死者が発生しています。
この熱波は6月初旬過ぎまで続くと見られており、インド政府当局は日中の不要不急の外出を控えるなど、熱波への警戒を呼びかけています。

インドへの渡航を予定されている方や現地に滞在されている方は、安全の確保に十分注意を。

<熱中症、熱中症予防>
■熱中症とは
高温(多湿)な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

■熱中症の症状
・めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違うなどがあります。
・重症になると、返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い、などの症状を起こします。

■熱中症の予防
・室内では、エアコン等で温度を調節、遮光カーテンで室内温の上昇を防ぐ。
・気温の上昇する昼前後の外出を避ける。
・日傘や帽子を着用する。
・日陰を選び、こまめに休憩する。
・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす。
・こまめに水分補給をする。

■熱中症が疑われたら
・エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所へ避難する。
・衣服をゆるめ、体を冷やす(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)。
・水分・塩分、経口補水液などを補給する。
・自分で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに医療機関を受診する。

ニュースINDEX.2015年6月①
★社会・国際
『インド』
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