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ミャンマー、積極的平和主義を支持

2015年7月4日、安倍総理が、訪日中のテイン・セイン・ミャンマー大統領と首脳会談を行なった。

外務省によると、会談はミャンマーの民主化や社会経済改革、日本の積極的平和主義、経済関係などについて話し合い、多くの課題で意見が一致した。

【日本・ミャンマー首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<関係総論>
・安倍総理が、引き続きミャンマーの民主化や社会経済改革を支援する考えを伝えた。これに対し、テイン・セイン大統領が、日本の支援に謝意を表明。

<安全保障について>
・安倍総理が、日本の「積極的平和主義」を説明。テイン・セイン大統領が、日本の「積極的平和主義」への理解と支持を表明。
・防衛大学校への留学など、防衛交流を進展させることで一致。

<経済について>
・安倍総理が、総額約1000億円の円借款の供与決定を伝達。テイン・セイン大統領が、日本の支援に改めて謝意を表明。
・ダウェー開発について、日本、ミャンマー、タイの3ヵ国が協力していくことで一致。

<地域情勢について>
・南シナ海や北朝鮮問題などの地域・国際情勢についても意見交換を行い、国際場裡においても連携を深めていくことで一致した。

*ダウェー開発…ミャンマー南部のダウェー経済特区開発。
ダウェーはインド洋に面した町で、タイ・バンコクの西300kmに位置し、マラッカ海峡を経由せずに、陸路で南シナ海とインド洋とを継ぐルート(南部回廊)の西の端にあたる。
大型船が接岸できる深海港と貨物ヤードを建設、後背地を工業地帯・経済特別区として開発する計画。

ニュースINDEX.2015年7月①
★政治・国際
『ミャンマー』

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