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FOMC、今回もゼロ金利政策を維持

2015年7月29日(現地時間)、FRB・連邦公開市場委員会(FOMC)で、ゼロ金利政策の維持が決まった。

また、委員会終了後の声明では、アメリカの経済活動について、「穏やかに拡大している」とした。
(前回と同じ景気判断)

なお、昨年10月のQE3(アメリカの量的緩和政策)終了後、焦点は「政策金利の引き上げ」がいつ行われるかに移っている。
次回のFOMCは、9月16日、17日に開催される。

【FOMC声明・概要(2015年7月29日)】
<現状について>
・経済活動は、穏やかに拡大している。
・労働市場は、就業者増加と失業率低下により、改善を続けている。
・家計消費は、緩やかに伸びている。
・住宅部門は、更に改善している。
・設備投資と純輸出は軟調だった。
・インフレ率は、エネルギー価格の下落を反映して低いが、長期的なインフレ期待は安定している。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・雇用最大化と物価の安定に向けた歩みをサポートするため、現在のゼロ金利政策の維持を決めた。
・金利引き上げは、労働市場の状況、インフレ、インフレ期待と国際金融情勢など、幅広い情報を考慮し決める。

ニュースINDEX.2015年7月⑥
★政治・国際
『アメリカ』

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