レユニオン島の残骸、777型機のもの
2015年8月2日、マレーシアの運輸省が、先月末にインド洋のレユニオン島(フランス領)で見つかった航空機の残骸について、ボーイング777型機のものであると発表した。
残骸は「フラッペロン」と呼ばれる主翼の一部で、これにより、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便のものである可能性が高くなった。
今後、フランスにおいて、詳しい調査が行われる予定。
*レユニオン島…マダガスカル島から東に約800kmの、インド洋上に位置するフランス領の島。面積は2512k㎡、人口は80万人強。
【マレーシア航空370便、消息不明事件】
2014年3月8日、クアラルンプール国際空港を飛び立ち、北京へ向かったマレーシア航空370便(ボーイング777ー200ER)が消息を絶った。
同機には、227人の乗客と12名の乗員が搭乗していた。
(中国人、マレーシア人、インドネシア人、オーストラリア人、インド人、フランス人、アメリカ人)
同日から捜索が開始されたが、手掛かりは無く、機体は見つからなかった。
<ボーイング777>
アメリカのボーイング社が開発したワイドボディ(大型機)の双発ジェット機。
1995年に運用を開始、現在まで1千1百機以上が生産されている。
|
|
|
|