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トルコに渡航される方、注意を

2015年8月12日、外務省が、トルコの在イスタンブール米国総領事館・銃撃事件発生に伴う、渡航情報・スポット情報を発表。

8月10日、イスタンブール大市北部サリエル地区において、犯人2人組が、米国総領事館に対して発砲し、警察との間で銃撃戦が発生しました。
     
地元報道によれば、本件による民間人の負傷者は発生していません。
銃撃戦の末、犯人2人は現場から逃走し、後刻1人が治安当局に拘束されましたが、もう1人は現在も逃亡中です。
             
なお、左翼系反政府武装組織「革命人民解放党/戦線」が犯行声明を発出しており、同声明の中で、「米国の帝国主義と基地がトルコから去るまで闘い続ける」ことを表明しています。
               
また、同8月10日、イスタンブール大市スルタンベイリ市に所在する警察署に対する自動車爆弾テロ事件が発生し、市民7人、警察官3人の少なくとも10人が負傷しました。
その後、現場検証作業に当たっていた警察官が襲撃され、作業中であった警察官1人が死亡しました。
(犯人2人も死亡)
現在のところ、本件について犯行声明の発出は確認されていません。
          
なお、8月10日には、シュルナク県シロピ市において、警察車両を狙った地雷による爆破事件(警察4人死亡、1人負傷)及び、同県ベイトゥッシェバプ市において離陸中の軍用ヘリコプターに対するバズーカ砲による攻撃事件(兵士1人死亡、7人負傷)が発生しました。
これらの事件は、反政府武装組織「クルド労働者党」によるものとみられています。
             
トルコに渡航・滞在を予定している方は、安全確保に十分注意を払ってください。

ニュースINDEX.2015年8月③
★社会・国際
『トルコ』
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