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中国・天津市に渡航される方、注意を

2015年8月21日、外務省が、中国・天津市での爆発事故に関する、渡航情報・スポット情報を発表。

8月12日深夜、中国・天津市の倉庫で火災・爆発事故が発生し、多数の死傷者が発生しました。
現在、事故現場付近は、警戒区域(事故現場より概ね3kmで警戒線が引かれている)が設けられており、立ち入りができない状況が続いています。
          
ただし、記者会見において中国の専門家は、爆風により警戒区域外にも化学物質が飛ばされている可能性があり、そのような物資には触れない、水をかけないなどの注意が必要であると指摘しています。
         
一部報道では、当局者の話として「シアン化ナトリウムと神経ガスという二つの有毒物質の値が最高値に達した」と報道されています。
(在中国日本大使館より天津市関係部局に確認したところ、同数値はあくまでも警戒区域内の数値であるとの回答がありました)
        
また、報道された当局者の話によれば、現場に残されていたとされる700トンのシアン化ナトリウムは、既に各地に輸送済みとのことです。
なお、天津市当局によれば、現場は天津市の中心から約40Km離れており、天津市中心市街においては、日常生活に大きな影響は出ていない模様です。
          
同地域への渡航を予定している方は、警戒区域を避け、最新の情報を入手するように努めてください。

ニュースINDEX.2015年8月⑤
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『中国』
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