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円安進む、1ドル121円台

2015年8月28日、東京外国為替市場で円安が進み、1ドル121円台(28日15時時点)での取引となった。
    
為替相場は、先週末の21日19時時点では1ドル123円台での取り引きであったが、世界的な株安の影響を受け、以降、リスクオフ(リスクの高い資産を避け、相対的に安全と思われる資産に資金を移す)の状況となり、円高が進んだ。
         
24日のニューヨーク外国為替市場では、一時、1ドル116円台での取り引きとなった。
その後、株価の反発とともに、為替相場も円安の流れとなり、27日にアメリカ商務省が4~6月期のGDPを前期比+3.7%に上方修正するとさらに円安が進み、28日には1ドル121円台での取り引きとなった。
         
*世界的な株安により、アメリカの利上げが遅れるとの観測も、為替相場に影響(円高ドル安)を与えた。まだ、原油安になったことも、ドル安の原因の一つと見られている。
*リスクオフの状況になると、比較的に安全資産である「円」が買われ、円高になることが多い。
*24日のニューヨーク外国為替市場では、ドルに対しユーロ高ともなっており、「ドル安」の様相となった。

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