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日本生命、三井生命が経営統合へ ２０１５年９月１１日、日本生命保険相互会社（日本生命）と三井生命保険株式会社（三井生命）が、経営統合について、基本合意したと発表。 同日、両社の取締役会決議に基づき、経営統合について、基本合意書を締結した。 今後、最終契約締結に向け、具体的な協議・検討を進めていく。 統合は、日本生命が三井生命株式の公開買付けを行い、公開買付け成立後に、「スクイーズアウト手続」により、日本生命が三井生命の全株式を取得する。 その後、三井生命の大株主である三井グループ（三井住友銀行など）が、統合後の会社における総議決権の約１５％の株式を取得する。 公開買付けは、１２月下旬から来年１月を予定しており、来年３月末までに統合を完了させる見込み。 なお、統合後も、両社の事業運営の自主性・ブランドは尊重される予定。 （三井生命の商号、ブランドは変更しない方針） ＜日本生命＞ ・社員…７万７８３名 ・総資産…６２兆２千億円 ・保険料等収入…５兆３千億円 （２０１４年度） ＜三井生命） ・社員…１万７８名 ・総資産…７兆４千億円 ・保険料等収入…５千４百億円 （２０１４年度） ＊スクイーズアウト…Ｍ＆Ａの手法のひとつ。すべての株式を買収する方法。 具体的には、公開買付のあと、定款変更（議決権の３分の２が必要）を行い、全ての普通株式を「全部取得条項付株式」という株式に変え、株式全部を株主から強制的に買い取る。 （通常、買い取り金額は公開買付と同じ価格） |
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