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IAEA・第59回総会、行われる

2015年9月28日、外務省が、国際原子力機関(IAEA)・第59回総会の結果について、発表。
      
IAEAの第59回総会は、9月14日から18日まで、ウィーンにおいて開催され、日本からは岡芳明・原子力委員会委員長が出席した。
総会では、北朝鮮の核問題、中東における核問題、イスラエルの核問題などが話し合われた。
      
【IAEA・第59回総会(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<北朝鮮の核問題>
・北朝鮮の核問題に関する決議が採択された。
北朝鮮の核能力開発に深刻な懸念や、北朝鮮の核兵器保有に反対を表明し、核戦力増強政策の放棄を求める決議。
        
<中東におけるIAEA保障措置の適用>
・中東域内国に対してNPTへの加入、IAEA保障措置に関連する国際的な義務の遵守を求めるとともに、全ての関係国に対して域内の非核兵器地帯設立に向けた取組を求める決議が賛成多数で採択された。
       
<イスラエルの核能力>
・イスラエルの核能力に関する決議は、反対多数で否決された(賛成43、反対61、棄権33。日本は反対に投票)。
イスラエルに対し、NPTに加入すること、全ての核施設をIAEA保障措置下に置くことを求める決議案で、アラブ諸国が提出。
        
<新規加盟国>
・トルクメニスタン、アンティグア・バーブーダ、バルバドスの新規加盟が承認された。

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★政治・国際
『国際会議・IAEA』
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