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白馬節会、行われる

2016年1月7日、上賀茂神社(京都市北区)や住吉大社(大阪市住吉区)で、白馬節会が行われた。
       
白馬節会は、正月7日に白馬を庭に引き出し、この馬を見るという神事。
(白馬を見ると、年中の邪気が除かれると言われている)
       
【白馬節会(あおうまのせちえ)】
陰暦正月7日に青馬を見ると、年中の邪気が除かれるという中国の故事にちなみ、行なわれている行事。

青馬を庭に引き出し、この青馬を見るという儀礼で、宮中では奈良時代から行われていたが、明治維新時に廃絶した。
一方、上賀茂神社(京都市北区)や住吉大社(大阪市住吉区)では、現在も行なわれている。
(現在では新暦の1月7日に)

なお、当初は青馬であったが、のちに馬は白馬、芦毛に変わった。
そのため、字も「白馬」となったが、読みは以前のまま(あおうま)となっている。

<上賀茂神社の白馬節会>
上賀茂神社の白馬節会は、「白馬奏覧神事(あおうまそうらんしんじ)」といい、1月7日(午前10時から)に行なわれている。
神前に七草粥を供え、神馬を曳いて大豆を与える。

<住吉大社の白馬節会>
住吉大社の白馬節会は、「白馬神事(あおうましんじ)」といい、1月7日(午前11時から)に行なわれている。
国家安泰をお祈りした後、白馬(あおうま)が2名の神職とともに、各本宮を拝礼します。
さらに、第一~第四本宮の周囲を駆け巡ります。

ニュースINDEX.2016年1月②
★風物詩・国内
『白馬節会』
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