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歩行型除雪機の使用に注意

2016年1月26日、消費者庁が、歩行型除雪機の使用に注意するよう呼びかけた。
    
同庁によると、1月21日から24日までの4日間に、歩行型除雪機の下敷きになって死亡する事故が3件発生した。
これを受け、歩行型除雪機を使用する際には、「安全装置が作動しない状態では使用しない」、「周囲に人がいないことを確認する」、「投雪口に詰まった雪を取り除く際には、必ずエンジンを停止し、鍵を抜く」、「作業中の転倒を防ぐため、十分な準備・注意をする」ことを呼びかけた。
       
<歩行型除雪機事故(1月21日~24日)>
・1月24日…新潟県80歳代の男性が、除雪機使用中に死亡(下敷き)
・1月21日…秋田県70歳代の男性が、除雪機使用中に死亡(下敷き)
・1月21日…長野県70歳代の男性が、後退中に転倒し、除雪機の下敷きとなり死亡。
        
<歩行型除雪機を使用する際の注意>
1、安全装置が正しく作動しない状態では絶対に使用しない
安全装置が装備されているにもかかわらず、あえてこれを作動させずに使用したり、故障を放置したままで使用したりすることは危険です。
     
2、周囲に人がいないことを確認
歩行型除雪機を使用する際は、人を絶対に近づけさせないようにしましょう。
また、不意に人が近づいた場合には、歩行型除雪機を直ちに停止できるような状態で除雪を行いましょう。
         
3、投雪口に詰まった雪を取り除く際には、必ずエンジンを停止し鍵を抜く
投雪口に詰まった雪を取り除く際には、オーガやブロアの回転が停止したことを確認してから、雪かき棒を使用して雪を取り除きましょう。
           
4、作業中の転倒を防ぐため、十分な準備・注意をする
除雪作業を行う前に障害物の位置などを確認し、滑りにくい履物を履くなど、取扱説明書に書かれている準備を行いましょう。
また、歩行型除雪機を使用する際、特に後進時は足元や周囲の障害物に注意を払い、無理のない速度で使用するなど、取扱説明書の注意事項を必ず守って使用しましょう。

ニュースINDEX.2016年1月⑥
★社会・国内
『事故・消費者庁』
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