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1月のFOMC、政策金利を維持

2016年1月27日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利(0.25%~0.5%)の維持を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、前回(2015年12月)の委員会で解除した。
なお、委員会終了後の声明では、アメリカの経済活動について、「経済成長は昨年末にかけて減速したものの、労働市場の状況は一層改善した。今後、経済活動は緩やかなペースで拡大する見込み」とした。
次回のFOMCは、2016年3月15日、16日に開催される。

【FOMC声明・概要(2016年1月27日)】
<現状について>
・経済成長は昨年末にかけて減速したものの、労働市場の状況は一層改善した。
・家計支出や設備投資は、数ヶ月間、穏やかに増加し、住宅部門もさらに改善したが、輸出が軟調である。
・インフレ率は、エネルギー価格と非エネルギー輸入価格の下落を反映して、低い状態が続いている。
・今後、経済活動は、穏やかなペースで拡大する見込み。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・委員会は、労働市場の状況がさらに改善され、インフレ率についても中期的には2%に上昇すると判断。政策金利を0.25%~0.5%(目標レンジ)に据え置くことを決定した。

ニュースINDEX.2016年1月⑥
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