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甘利明・経済再生担当大臣、辞任を表明

2016年1月28日、甘利明・経済再生担当大臣が、内閣府で記者会見を開き、週刊誌で報じられた金銭の授受疑惑について説明するとともに、その責任をとり、大臣辞任を表明した。
     
1月21日発売の週刊誌「週刊文春」において、「建設会社が甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」ことが報じられた。
これを受けて、甘利大臣が28日、記者会見を行い、自身が受け取った現金(50万円×2回)について、政治資金(適正に処理されている)としてうえで、秘書が受け取った現金のうち、300万円については、秘書が個人的に使っていたと説明した。
        
また、この事態を受け、甘利大臣は「政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み、本日ここに、閣僚の職を辞することにした」と述べ、大臣辞任を表明した。
         
<甘利明・経済再生担当大臣、辞任までの経緯>
2016年1月21日発売の週刊誌「週刊文春」において、「実名告発 甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」ことが報じられた。
      
週間文春によれば、千葉県内の建設会社の総務担当者が、甘利大臣と公設秘書に、独立行政法人・都市再生機構が行っている道路建設の補償を巡り、口利きを依頼。
過去3年に、甘利大臣や秘書らに資金提供や接待を行い、その総額は1200万円に上るとのこと。
       
これを受け、2016年1月28日、甘利大臣が内閣府で記者会見を行い、2013年11月と2014年2月に、建設会社の関係者から、それぞれ50万円の現金を政治資金として受け取ったことを認めた。
(政治資金として適切に処理)
         
2013年8月に秘書が建設会社の関係者から受け取った500万円については、200万円については適切に会計処理したが、残りの300万円は秘書が個人的に使っていたと説明。
           
そのうえで、甘利大臣は、「何ら国民に恥じることをしていないとしても、秘書の監督責任、政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み、本日ここに閣僚の職を辞することにした」と述べ、大臣辞任を表明した。
シークザジパング
ニュースINDEX.2016年1月⑥
★政治・国内
『政治資金』
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