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インド高速鉄道、3回目の合同委員会

2016年10月7日、インド・デリーにおいて、インド高速鉄道に関する第3回合同委員会が開催された。
       
外務省によると、日本側は和泉洋人内閣総理大臣補佐官を団長とし、関係各省(財務省、外務省、経済産業省、国土交通省)の事務次官、局長級幹部が参加。
インド側は、パナガリヤ行政委員会副委員長を始め、鉄道省、外務省、商工省の次官級が参加した。
        
第3回合同委員会では、事業スケジュールや事業の具体的な進め方について、議論を行なった。
結果、インド側事業主体の体制整備や人材の育成などにおいて、進捗が確認され、さらに協議を重ねていくことで一致した。
           
【インド・高速鉄道計画】
2015年12月10日、インド政府は、高速鉄道計画(ムンバイ・アーメダバードを結ぶ約500キロ)について、日本の新幹線方式採用を閣議決定。
2015年12月12日、インド・ニューデリーで開催された日本・インド首脳会談の際、インド高速鉄道に関する「協力覚書」が署名。
       
署名された協力覚書で、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道において、日本の新幹線システム採用を確認。
インド高速鉄道計画に対する、日本の資金援助、技術援助を明記。
詳細については、合同委員会を設け、協議することが決まった。
(円借款は、総事業費の最大約81%、供与案は償還期間50年、据置期間15年、利子年0.1%)
        
2016年2月15日、インド・ムンバイで、第1回合同委員会(日本とインドの関係省庁の幹部が出席)が開催され、今後のスケジュールや協議の進め方、資金、技術、人材育成面での協力について、議論が行われた。
   
2016年5月16日、東京で、第2回合同委員会が開催され、早期の事業実施のため、手続きを加速化させることで一致した。
   
2016年10月7日、インド・デリーで、第3回合同委員会が開催され、インド側事業主体の体制整備や人材の育成などにおいて、進捗が確認された。

ニュースINDEX.2016年10月②
★政治・国際
『インド・鉄道』

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