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安倍総理、総理大臣謹話を発表

2016年10月27日、安倍総理は、三笠宮崇仁親王殿下が薨去されたことを受け、総理大臣謹話を発表。

同日8時34分、三笠宮崇仁親王殿下(三笠宮さま)が東京・聖路加国際病院において、薨去(こうきょ)されました。
三笠宮さまは、1915年12月2日生まれの100歳。
大正天皇と貞明皇后の第四皇男子で、昭和天皇の弟、今上天皇の叔父にあたる。
    
*薨去(こうきょ)…親王の死を意味する言葉
*三笠宮崇仁親王(みかさのみや たかひとしんのう)…「三笠宮さま」と呼ばれ、国民から親しまれていました。
*謹話(きんわ)…つつしんで話をすること。
     
【総理大臣謹話】
三笠宮崇仁親王殿下の御訃報に接し、悲しみの念に堪えません。
      
殿下には、大正天皇の御四男としてお生まれになり、昭和時代からの長きにわたり、御兄君昭和天皇及び今上陛下を助けられ、国の平和と国民の福祉のために貢献してこられました。
      
殊に国際親善やスポーツ、レクリエーション、芸術、文化、医療、福祉等幅広い分野にわたり、皇族として、重要な役割を果たされ、各種の記念式典や大会に御臨席の際には関係者を励まされるなど、国民と親しく接せられました。
       
また、殿下は、古代オリエント史の研究者としても著名であられました。
        
殿下は、お年を召されてからは、静かな日々をお健やかにお過ごしになり、昨年には、百寿をお迎えになりました。国民は、殿下の一層の御長寿を願っておりましたところ、思いもむなしく薨去されましたことは、誠に哀惜に堪えません。
     
皇室を始め御近親の方々の深いお悲しみを拝察申し上げ、ここに、国民と共に慎んで心から哀悼の意を表します。
シークザジパング
ニュースINDEX.2016年10月⑥
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