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霧島山、噴火警戒レベル2

2016年12月12日、気象庁が、霧島山(宮崎県)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。
 
霧島山(えびの高原・硫黄山周辺)で、12日11時11分頃から火山性地震が増加。
火山性地震の増加に伴い、火山性微動及び山体の膨張を示す傾斜変動も観測された。
         
これを受け、気象庁は同日11時40分、霧島山(えびの高原・硫黄山周辺)に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。
       
えびの高原(硫黄山)周辺では、火山活動が高まっており、今後、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒を。
風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意を。
       
<参考:噴火警戒レベル>
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。

レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。

レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。

レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。

レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制等。

ニュースINDEX.2016年12月③
★気象・国内
『火山』


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