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阿蘇山、警戒レベル2に引き下げ

2016年12月20日、気象庁が、阿蘇山(熊本県)の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた。
 
阿蘇山は、10月8日1時46分に、中岳第一火口で爆発的噴火が発生。
1kmを超える広い範囲に噴石が飛散したため、レベル2からレベル3に引き上げられていた。
         
今般、10月8日以降、噴火は発生しておらず、火山ガスの放出量の急激な増加はなく、また、火山性微動の急激な増大や顕著な地殻変動等は発生していないことから、12月20日14時、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた。
また、警戒が必要な範囲を火口から概ね1kmの範囲に縮小した。
   
<参考:噴火警戒レベル>
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。

レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。

レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。

レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。

レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制等。

ニュースINDEX.2016年12月④
★気象・国内
『火山』


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