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安倍総理、公式に真珠湾を訪問

2016年12月27日、アメリカ・ハワイ州オアフ島を訪問した安倍総理が、オバマ・アメリカ大統領とアリゾナ記念館を公式に訪問した。
       
外務省によると、安倍総理とオバマ大統領は同記念館の慰霊の間へ進み、戦死した戦艦アリゾナの乗組員の氏名が刻まれている大理石の壁に面して献花するとともに、黙祷を捧げた。
その後、両首脳は、慰霊の吹抜けから海底に沈む戦艦アリゾナを臨みながら、花びらを水面に散らし、慰霊を行なった。
         
また、両首脳は、真珠湾のキロ埠頭において、ステートメントを行なった。
安倍総理は、ステートメントで、先の大戦の全ての犠牲者に対し、哀悼の誠を捧げ、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意と和解の力を力強く述べた。
          
オバマ大統領は、ステートメントで、最も厳しい敵対関係にあった国同士が、最も強い同盟関係を結ぶことができること、平和という果実は、戦争による略奪をはるかに上回るものであり、これが神聖な真珠湾の揺るぎない真実であると述べた。
       
【アリゾナ記念館】
アメリカ・ハワイ州オアフ島にある慰霊施設。
1941年12月7日に行われた日本の真珠湾攻撃(太平洋戦争の開戦)で、撃沈された戦艦アリゾナの真上に建設されている。
死亡したアリゾナの乗組員1102名を追悼するとともに、真珠湾攻撃自体を記念する施設。

ニュースINDEX.2016年12月④
★政治・国際
『アメリカ』

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